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2008年 07月 31日 ( 1 )

競走馬の手術 指先で走る宿命




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小難しいタイトルですよね。
グリーンチャンネルで週1回「馬学講座」っていう30分の番組がある。
で、昨日のテーマがコレだったんです。
平成12年に放送された番組の再放送だったのですが
見ていてね、すんごく面白かったの。30分、釘付け。

野生の馬達が走っている最中に故障する事は非常に珍しい。
なのに何故、競走馬は故障するのか?
その原因はいくつかあるようで

●ジョッキーを乗せている
●全力疾走を求められている
●馬場の状態
●馬の走行中のバランス

などが挙げられるらしい。
なるほど。野生の馬達が人を乗せる事はないし、全力で走っても
ある程度のスピードになると自分でブレーキをかけるからとの事。


この番組でお名前は忘れてしまったのだが
馬の麻酔手術の第一人者でその世界では有名な先生が出ていた。

日本で馬に麻酔をかけるという技術を導入し始めたのは
東京オリンピックがきっかけとか。
で、少しずつ医学は進歩し競走馬にも全身麻酔を使って手術をする機会が
増えたらしいのだが、昔は
「全身麻酔をすると馬がボケる」という迷信があったそうな。

で、競馬界で起こった衝撃的なことがテンポイントの故障。
普通は安楽死にさせるがオーナーやファンからの声が殺到して手術する事に。
当時としては異例な事だったとか。
その有名な先生も医師団の一員に加わり手術をした。
しかし、結果的にテンポイントは亡くなってしまう。
あまりにも人気な馬だったからその悲しみは怒りに変わり
それが手術した医師団に向けられたこともあったそうだ。
その先生が笑顔で

「昔ね、ムツゴロウさんの本に書かれたことがあったんですよ。
『テンポイントの故障は海外から獣医を呼んで手術すれば
簡単に治るものなのに、なんて馬鹿なことをしたんだ』ってね」

笑って話してましたが当時は先生、悔しかったでしょうね。

で、さらに医学はぐっと進歩して今じゃ
手術をしても回復後も以前と変わらないパフォーマンスが出来るようになった。

故障後もターフに復帰して私達を楽しませてくれる競走馬たちを
影で支えている獣医さん達に拍手!!!



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by den-bori-ken | 2008-07-31 15:32 | | Comments(32)