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モニター旅行阿賀町の旅! 〜その6

陶芸教室が終わった後はハンプティ・ダンプティという喫茶店へ行く。
ここでは昼食とデザートが食べれるらしい。
喫茶店と聞いていたのでワクワク。しかし、どんどん山へ入って行く。
到着したところはりんご園。

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運ばれて来たパスタ。すっごく美味しそう。
しかし、量が少し少ない。あっという間に平らげる私とヨコイさん。

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りんご園だけあってデザートはアップルパイ。しかもまだ温かい。
作り立てです。甘くてすっごく美味しい。

時間を見るとまだ13時。今日は昨日と変わってスケジュールに余裕がある。
すると係員の人は
「ここを2時30分に出ます。私達は別のところで昼食をとってきますので
食べ終わりましたら、散策など自由にして下さい」と指示され
取り残されるモニター旅行者。

とりあえず食べ終わったので外に出るが寒い!!!!
と言っても店内も正直寒い…。なので皆さん、食べ終わると車に戻ってしまう。
寒さに耐えられないからです。決して、お店の人が嫌とかじゃない。
車内が1番暖かいのだ。

食事から帰って来た係員。全員が車に乗って待機している姿に驚いたに違いない。
なので予定変更。

「2時30分に市役所に集合。自由行動にします」

ヨコイさんとどこに行こうか相談する。そんなに遠くには行けない…。
検討した結果お土産屋さんにナビを設定。出発!!

15分後、指示された場所に到着するのだがそれらしき建物が見当たらない…。
「つ、潰れちゃったのかな…」とヨコイさん。
「そ、そうかも知れないよね…」と私。
………。「じゃあ、川でも行こうか??」とヨコイさん。そうっすね。
近くの川に車を停めて見る。しかし注意書きが…。

「熊、出没注意!!」

だ、大丈夫かな。なので何かあったら車に駆け込む事にする。
鍵はかけない。

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水がとても澄んでいる。さらに綺麗な石がたくさんおっこちている。
熊が近くにいないか警戒しつつも、やる事がないので、河川にある大きな石に
石をぶつけて遊ぶ27歳の私。暗いです…。すると足元にエメラルドの石が!!?

私「ねえ、この石ってさ翡翠が含まれているからこんなに綺麗なのかな?」
ヨコイ「確かにすっごい綺麗だよね〜」
私「じゃあ、これ翡翠のかたまり??売れるのか??」
ヨコイ「……も、持って帰れば??」
明らかに適当に言っているヨコイさん。無言で石を投げ捨てる私。
非常に寒いので車に戻る。そして区役所に戻る。

さて。午後はグループに分かれてホームステイ先の農家へ行く。
地元の農家の人と交流をはかり、農家に泊まるという実に大胆な企画。
私達のメンバーは…24歳美人OL2人組と姉妹で参加している2人組。
皆さん、とっても良い方です安心。

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今日、お世話になる「いろり塾」すっごい趣のある建物です。お世話になります。
ここでは黒米(その名の通りお米が真っ黒)を作っており、今日はそれを使って
夜ご飯を作ってくれるらしい。お母さんとお父さんに挨拶する。
お母さんは慌てん坊さんだけど、とっても可愛らしい。
お父さんは正直、ジャッキーチェンにそっっくり!!!

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晩ご飯は皆で協力して作る。今日のご飯はお餅です。
黒米で作ったお餅。すっごい粘り気。美味しそうな匂い。

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あんこ、きなこ、大根、納豆、ゴマとお餅食べ放題。うま〜い!!!!
ご飯ももちろん家族全員で食べる。私の隣に座ったおばあちゃん。
私のことを気に入ってくれたようで
「お前さん、小さくて可愛い」を5回くらい言ってくれる。
みんなで和気あいあいにご飯を食べて、その後は皆で洗物をする。

いろり塾では小学生や中学生が泊まりに来る事が多いらしい。
今の都会の子供達は携帯やパソコンが普及しすぎているせいで
コミュニケーションの取り方が下手な子が多いとの事。
返事をしない、同じ部屋にいるのに会話はメール、人の目を見て話せない。
携帯などで会話しても用件や言いたい事は分かるが
それはコミュニケーションではない。
人と人が顔を会わせる事によって、口調、相手の態度、雰囲気を感じ取り初めて
正しいコミュニケーションがとれるとの事。なるほど、なるほど。

いろり塾に生徒が来る前に必ず先生が下見にくるらしい。その時に
問題のある子は連れて来ない方がいいか?と聞かれる事があるらしい。
お父さんはそういう 問題のある子こそ、いろり塾に来てもらい
田舎の素晴らしさ人と人との関わりを教えたいと先生に伝えているらしい。
逆にそういう問題のある子程
帰る時になると別れを惜しんで泣く子が多いらしい。
きっとその子の中で何かが変わった瞬間なのだろう。
お父さんは教育に凄く興味があり、教員免許も持っているそうだ。

私も自分に子供が出来たら、そういう貴重な体験をさせたいなと思った。

by den-bori-ken | 2006-11-24 21:02 | 生活 | Comments(0)

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